こだわりの壁がある生活

住み始めて1年弱が経った我が家ですが

改めて見回してみると、自分たちで手を掛け、

リノベーションした内装は愛着が沸き住み心地がいい家に仕上がったなと感じます。

その大部分を占めるのは意外に思られるかもしれませんが「壁」です。

 

北欧の幸せの文化、インテリアを取り入れた家を作っていく上で

まず内壁、天井のカラーは基本ホワイトで統一することにしました。

これは他の色よりホワイトの方がインテリアや、小物などが合わせやすく、

さらに空間が明るくなるからです。

素材は通気性や除湿、保温のことも考え漆喰仕上げにしました。

今ホームセンターなどでも簡単に漆喰が手に入ります。

おすすめは購入してから自分で練る必要のない、すでに練ったもの。

大きめのポリバケツ10リットル程度で1万円ちょっとで購入できます。

これだと蓋を開けてすぐに塗り始められます。

 

ほとんどの壁をホワイトで仕上げたら、アクセントウォールを各所に仕掛けます。

ホワイトばかりでなく飽きのこない空間にすることで、居心地の良さもアップするのです。

仕上げは漆喰ですが、購入したホワイトの漆喰に粉状の炭を少しづつまぜ、

好みのグレーになるまで色を調節します。

漆喰壁ならではの凸凹や、炭の完全に混ざりきる前のマーブル感が

窓から入る光でさらに味わいを広がてくれます。

ワークルームのアクセントには、

フィンランドの最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」の柄の壁紙を貼りました。

壁紙はすでにノリ付けされたものがネットで購入でき

素人でも簡単に貼ることができるので少しのスペース、例えばトイレやキッチンなどで

アクセントウォールを試してみたい人にはお勧めです。

ただ、こんな風に縦や横の線がきっちりしているものは、

デザインの連続性をきっちり合わせていくのが少し大変でした。

壁が無いなら作ってしまうのも、面白いかもしれません。

こちらは寝室ですが、ベッドの後ろに2×4材を数本、専用金具で突っ張り

色を塗ったコンパネをそれに打ち付けて壁を作りました。

壁の後ろは、古くなりすぎて動かなくなったたんすの扉を外してしまった開放空間なので

壁を新しく作ることでウォークインクローゼットができました。

 

リノベーション前は築40年の古い日本家屋で、壁ももちろん和風の土壁でした。

自分たちで壁まで仕上げるのは最初は途方もない作業に思えたのですが

漆喰を塗り始めるとマスキングテープをはがす瞬間の達成感や、

自分たちで作り上げている感覚がとても楽しく、あっという間に出来上がっていました。

古い家の雰囲気を、味わいを生かしながら作り上げる家は

この先ずっと住んでいきたくなる、親しみのある家になるはずです。